【説明最小解決】\Mac 2020年/ Chrome79 パスワードがインポートできない問題を解決

Google

Chromeをメインに使ってるいるのですが、パスワードのインポートが出来なくなって困り果てました。
調べた結果、Chromeのバージョンが79.xx 以降だとどうにもならんようですね。というわけで、強引にパスワードのインポートをやりました。
これでうまくいきましたので、記しておきます。
要は、インポート可能なバージョンまでChromeをダウングレードしてパスワードをインポートし、Chromeをアップグレードしただけです。
手順は目次の通りです。分かる方はすっ飛ばしちゃってください。

①現在のChromeのパスワードをダウンロード

今使っているChromeを削除する前に、現在使っているChromeのパスワードをダウンロードしておきます。アドレスバーに以下のURLを入力するか、コピペをしてGoogleアカウント管理のパスワードに移動します。

chrome://settings/passwords

【Fig.1 アカウント管理・パスワード管理の画面】

赤丸で示した「︙」をクリックすると「エクスポート」というボタンが表示されるので、ボタンをクリック、続いて確認の画面が表示されるので「パスワードをエクスポート…」をクリックしてパスワードのダウンロードを実行します。

続いて「パスワードをエクスポート…」をクリックすると、確認の画面が表示されるので「パスワードをエクスポート…」をクリック、続いてPCのパスワード入力しパスワードのダウンロードを実行します。ダウンロードはChromeに設定されているフォルダとなります。
作られたパスワードのファイルは、インポート時に使います。

②旧バージョンChromeをダウンロード

旧バージョンのChromeを次のサイトからダウンロードします。私がダウンロードしたのはChrome76です。新しすぎると、ダウングレードしても面倒な作業を伴うのを嫌って、パスワードのインポートが簡単だろう頃の76にしました。

こちらをクリック

Mac版は下の方です。画面をスクロールさせて下の方に移動してください。上の方はWindows版、Linux版。いずれも同じ様なバージョンが続くので間違えないようにお気をつけください。

ダウンロードが成功すると、googlechrome.dmgがダウンロードフォルダに作られます。

③インストールされているChromeを削除

インストールされているChromeを削除します。
削除する前に、Chromeのバックアップをとるか、同期を有効にしておいてください。私は、他のデバイスでもChromeを使うので同期は常にONで利用しているため、削除したところで、Chromeをインストールすればすぐに同じ環境で使えるので、削除したところで問題ありません。

④旧バージョンのChromeをインストール

ダウンロードしておいた旧バージョンのChromeをインストールします。通常の手順ですので、解説は割愛します。
注意点が一つだけ。
インストールしたChromeのバージョンが本当に76なのか確認したくなるのでメニューの「Google Chromeについて」をクリックしたくなりますが、これをやると自動アップデートが実行され、Chrome79に速攻でアップデートされます。アップデートされちゃ意味がないので「Google Chromeについて」でバージョンを確認しないでください。

⑤パスワードインポートをEnabledにする

アドレスバーに以下のURLを入力するか、コピペをしてGoogleアカウント管理のパスワードに移動しパスワードのインポートを許可状態にします。
この画面は、Googleが暫定的につけている画面ですので、動作の保証や障害についてはサポートしていませんので取り扱い注意、とのことです。

chrome://flags/#PasswordImport

flagsが表示されたら検索ウィンドウで「password import」と入力し、パスワードをインポートできる設定に変更します。Password importの表示直後はDefaultになっているので、これをEnabledに変更。続いて、Chromeを再起動します。

⑥パスワードファイルのインポート

アカウントの設定→パスワードに移動。エクスポートしたときと同じように「︙」をクリックします。
以前にはなかったインポートというボタンが増えていますので、こちらをクリックし、ダウンロードしておいたパスワードファイルを指定し、パスワードを読み込みます。
これにて、晴れてパスワードの移行が完了です。
あとは、メニューの「Google Chromeについて」をクリックしてChromeをアップデートして最新にすれば完了です。インポートのボタンも消滅しています。

最後に

Googleは、Chrome79にバージョンアップを行ったときに、パスワードのセキュリティを強化したようです。また、Googleは、不正なサイトや不利益なサイトを徹底して排除する姿勢をみせており、今後は、利用者に不利益なサイトは減ってくることでしょう。
とてもいいことですが、同時に、今まで普通に使えていたことが使えなくなる、ということもあるので、インストール時に使ったアプリケーション、特にダウンロード版は保存しておくのが吉かと思います。
今回は、ネット上にChromeの各バージョンがあったからよかったですが、このサイトがいつなくなるかわかりませんし、またこの手のサイトは不当なサイトが多く、スパイウェアなどを埋め込まれるリスクがあります。
不測の事態に常に備える自己防衛は、便利と引き換えに必要なことであると痛感しました。

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