1/35 ミリタリー風ガンプラジオラマ「一年戦争 その後の俺は」

模型

1/35と言えばミリタリーモデル。そんなスケールに意欲的にアニメ作品を投入したバンダイのザクヘッド。
むむむ、これは作らねば!ということで1/35 ガンダムヘッドを作りました。
模型はどうしてもジオラマやヴィネットに仕上げたい性分なので、今回もジオラマに。
1/35ならミリタリー風に仕上げないと。^ ^
ただミリタリー風に仕上げてつまらないので、テーマをしっかり決めました。
テーマはありきたりですが「自由」です。
小さなストーリーも作り、それに沿うように作成しました。

−自由−

戦渦に巻き込まれた。
俺が始めた戦いじゃない。国が勝手に始めた戦いだった。
俺は、スペースノイドとして生まれコロニーで育った。
俺が選んだわけじゃないのに、なぜ、自由を奪われ蔑まれるのだ。
国が始めた戦争は敗北で終わった。
だが、俺の戦争は終わっていない。なぜなら、この戦争は俺の戦争になったからだ。
俺は旗に誓った。必ず自由を勝ち取ると。

とまぁ、こんな感じで旗がキーになるんス。
WWIIのミリタリーモデルでは、戦車の上に自国の旗を広げたりしてるじゃないですか。
あれ、カッコ良いッスよね。それをやりたかったっつー、単なる欲望で旗を作りたいってところもあるんですがw
ただ、ザクの頭に旗を広げても全く意味がないので、掲げる必要がありますよね。
そんなこんなを考えつつ、全体の構図を決めてスタートしましたー。
ということで、完成写真と動画はコチラ。


元々、1/35 ザクヘッドの頭部はちょこっとした機器が収められてたんですが、ちょいと寂しかったのでチマチマ作りました。これだと見づらいですが、零戦のエンジン的な感じ。
 

モノアイは、ハイキューパーツ社製。3mmのVCドーム+4mmの皿を使いました。もーね、ピッタリ過ぎて感動ものでした。しかも!LEDを仕込んでなくても光の加減で光るのです。

Bitly
VCドーム3 ピンクM2.5 3.0 3.5 4.0mm(各5個 計20個入)
注意:生産上の都合で、使用に問題ない程度でサイズに若干のばらつきがあります。40cm離れて目視した時に確認が難しい程度の、軽度なスレが表面にある場合やあります。色がロット毎で若干異なります。予めご了承ください。 センサー・アイのディテール

ザクヘッドに続いて主役となるジオンの旗。
こちらは、百均のパテで作りました。百均のパテは硬化が15分と速いのでチョー便利じゃん、と思って百均のパテを使ったんですが、んー・・・、硬化速度が速いとのことですが、掘削までしたいのなら結局丸一日は放置しないとダメっぽいので、今後、百均パテは余り使わないかも、というのが感想です。
パテは、やっぱWave社かTAMIYA社のものが最高と思い知らされました。
ジオンのマークや黒のラインはデカールを作ったのですが、赤い部分の陰影をつける必要があって、赤は塗りでやったんですね。ところがどっこい、赤がはみ出たのでラインを修正せざるを得なくなったのと、プリンタの解像度が低いこともあって結局、全部筆で塗り直したっつー。。。
まー、塗りのガイドにはなったんでヨシとします。

ジオンの兵隊さん。
基本、ザクヘッドのキットに入っていたフィギアを使いましたが、身体と足しか使っておらず、ほぼフランケン状態っつーw
ヘッドはそのまま使っても良かったんですが、笑った表情でして。少し微笑んでる感じなら使っちゃったかも知れませんが、モロに笑ってるんじゃ、違うだろうってなりまして。そんなこんなでホーネットのヘッドから選びました。
手持ちの小銃を雰囲気良く持たせたり、馬を引く手綱の感じとか、結局、腕だけでなく手首も改造しなくてはならず、結構な改造になってしまいました。
ただでさえ改造箇所が多いのに、髪型をツーブロックにしたいという目標を掲げてしまったのでさらにドツボに。
まー、どうにかこうにか形になったんで自分を褒めてやりたいw

 

お馬さん。
タミヤの動物セットに入っていた馬を使いました。この馬がよく出来ておりまして。確か、古かったよなーと思ってタミヤの公式サイトで確認したら、なんと1984年1月に発売とか書いてあるし。価格は457円送料無料とかw(2021年7月/アマゾン) もち、馬だけじゃなくてシェパードとかにわとり・ブタ+小ぶた付。あ、卵も六個付いてるとか。もう、冗談のような低価格、ハイクオリティのロングセラーだと思います。
今の造形からみると確かに古さはあるものの、馬って案外少なくて。もちろん、馬単体でなんか売ってないし。
ミリタリーフィギアに付属している馬はあるにはあるんですが、そんなものから馬を抜いたら、フィギアが使えなくなっちゃうじゃないですか。ということで、馬単体で使っても惜しくないキットから抜き出したかったんです。せこくてすんません!
たてがみがちょっとアレだったんで、パテで作り直しました。
つか、荷物が満載っすよねw
シャーマンか!的な。
いいんです。敗戦してもまだ戦う意思があるんだから。お馬さんに荷物を満載して放浪しつつも生き残って戦うのです。

Bitly

建物はミニアートの建物シリーズをば。
バキュームキットで癖はあるにはあるんですが、イイ感じの建物がサクッと作れるので私は大好きなのです。特に、レンガのところとか、スタイロフォームとかで作ろうと思えば作れますけど、量が多すぎて面倒くささMAXなので、すんません!手を抜きました!
ミニアート社が以前に販売していた二つのキットを一つにまとめたものらしく、手間ははっきり言って倍かかりますな。それでも、ザクヘッドが結構な大きさなんで、ザクヘッドが荒廃したコロニーで朽ちてしまった感を出すには、二連棟が良さげだったので頑張っちゃいました。
一応、リンクは張っておきますが現在(2021年7月)、入荷未定となっておりました。

Bitly

このバイクは、ザクヘッドのキットに入ってたヤツっす。一応、ケーブル類は追加しました。
いやー、これはこれでよく出来てて。ウィンカーやキルスイッチ(と思われる)なんかも付いてて、リアスプリングとか作り込んだら結構な存在感になるんじゃね?とか思った。
機会があれば、1/35のバイク、作り込んでみたくなりました。
あ、そうそう。タンクの蓋は開けたんで、せっかくですからガソリンつーか、オイルっつーか、その手のものが漏れているという設定を強引に入れてオイル漏れを表現したのは内緒ですw

オイル漏れと言えばドラムのオイル漏れもw
ドラム缶は、たぶんタミヤのWWIIの米軍キットからの流用っす。ドラムの蓋の近くに掘られていたU.S.なんちゃらはもちろん削り取っちゃってます。
色なんですが、現用でこんな感じの配色を見た感じがするんで、ちょっと派手でしたけど赤・青にしてみました。ザクをガッツリ作って見て分かったんですが、とにかくグリーン系が多いんです。
ザクそのものもグリーン系っすけど、ジオン兵とかジオンバイクとか、グリーンベースばっかでして。この上、ドラムをオリーブドラブとかにしたら、もうね、グリーンだらけじゃないですか。
そんなこんなで、そもそもが空想物なんで、ドラムの色も変化をつけちゃえって感じでこの色にしてしまいました。

レインマークは、入れようか迷ったんです。
だって、コロニーって設定なんで。そんなこんなでTwitterでぼやいていたら優しいフォロワーさんが教えてくれまして。模型愛のある方って、ホント優しくて助かります。感謝しまくりっす。
このへんのザクの汚しは、もち、ミリタリー模型では普通に使われている技術なんで特別目新しいところはないんですが、レインマークは私が編み出した方法でやってます。たぶん、他でこれをやっている人がみたことがないので。もし、他でやってらっしゃる方がいたらごめんなさい。
レインマークってよれたら不自然過ぎるじゃないっすか。いかにも書いてるって感じがして。
なので、ビシッと真っ直ぐに引けてないとならないし。これをじっくりできるように試行錯誤して、あー、これならいけるねって感じのやり方でレインマークは引きました。
ご参考までに、レインマークを引いているところの動画開始位置をいかに貼りますので、よろしければご参考になさってくださいませ。

いやー、今回はとにもかくにも反省の多い作成となりました。
スキルアップにはなったと思いますが、とにかく詰め込みすぎたなと。
作りたいキットが目白押し、待ち行列が満タン状態なんで、もう少し抑えた感じでも良かったかなーと。
ということで、今回はこんなところで!
お読みいただき、ありがとうございました。

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