組木とレジンで作るミニチュア台座

Takachin's oder pedestal 台座

たかちんよりご連絡をいただいたのがいったいいつだったのか。もうね、忘れてしまうぐらい前なのに、ギリギリまでほったらかしにしたから大変なことに。
当初は、円形でいこうかと思ってんよ。ちょっと挑戦してみたいことがあったので、完成すればきっとオンリーワンの美しい台座になる、と思ってました。
単に木旋盤を使って削るんじゃ面白くもなんともないし、たかちんさんからのオーダーなんだから普通の台座じゃ満足してもらえないのは分かっていたので(たぶんw)、レジンと木が流れるように融合するような、そんな台座を狙ってました。
木も選び抜いた自前で倒した栗、サクラ、ケヤキなんかから選りすぐった逸品を使ってのトライだったんだったんす。
レジンの気泡を抜くために、脱泡機を使うわけですが、これの直径が26cmしかなく、たかちんからのオーダーが直径28cm。足りないじゃんということで、たかちんにお願いして25cmにしてもらったんすけど、結局、木旋盤で削ってるときにレジンと木が遠心力でバラバラになってしまって失敗となりました。とほほです。
と、落ち込んでいられないほど納期が迫っていたし、普通じゃない台座をひねり出して作ったのがこちら。

ミニチュア台座 チャレンジ・ヘリンボーン

特別なこととか、実はあんまりしてなくて、単に薄木を貼り合わせてレーザーで彫って形を整えた程度なのです。
あーっと、それなりに注意点はあるにはあるのですが。
ムービーで使っている木工用ボンド。日本の木工用ボンドと言えばコニシの黄色いヤツと相場は決まっているわけですが、あれの大量廉価版をここでは使っています。でも、普段はコニシのボンドは使っていないんです。普段は、米国産のタイトボンドというのを使っています。

コニシボンドとタイトボンド
左がコニシボンド、右がタイトボンド

このように硬化が早いのがウリのタイトボンドなんすけど、海外の人は、硬化が早くて困っているようで、今回のような最初と最後で30分〜1時間程度もかかるような場合には、複数回にわけて接着して、最後にまとめて接着するというような工夫をしているようですな。
日本にはコニシボンドという優れものがあるのさ。残念だったね♡
このタイトボンド、米国では定番のようでYoutubeなどではちょくちょくみかけます。
日本のコニシ木工用ボンドも優れていますから使用に際しあまり問題はないんですが(つか激安だし)、硬化に時間がかかるのがたまにきずでして。そんなわけで、硬化に時間がかかってもいいとき、あるいは逆に、硬化に時間がかかってもらわないと困るときはコニシの木工用ボンドを利用しています。
今回の場合は、後者の「硬化に時間がかかって欲しかった」のです。
材の厚みは1cmでそれを30枚重ねるわけです。きっちりと圧着していないのに、最初の方が硬化が始まっちゃ困るわけです。

時間がかかるのです

台座って、ブロックの木をカットするなら造作もなく、時間もかからないじゃないですか。
ところが、複数の木を接着したり、レーザーで彫刻したり、はたまたレジンを流したりするととても時間がかかるのです。
今回の工程は次の通り。

1)木を接着する 24時間待ち

2)レーザーで彫る 5時間

3)レジンの硬化待ち 24時間〜48時間

4)仕上げ

とまぁ、サクッと待ち時間を計算しただけでも二日から三日はかかってしまうわけです。
これに、レーザー彫刻用の原盤をIllusutratorで作る、材をサンディングする、材を選ぶなどなどの時間を含めると1週間ぐらいかかってしまいます。
合間、合間をみてできる作業もあるんですけど、気が散ってきちっとできないのはイヤなので集中したいじゃないッスか。
したくない?私はしたいw
つか、基本、ズボラなので集中してやらないとすぐにほったらかしてしまう癖があるため、やっぱここは集中してやらんとねということで。
でも、あれッスよ。こういう仕事が好きなので、毎回、毎回、楽しみつつ作業をしております。
オーダーをいただいている皆さんにはお待ちいただいておりますが、こんな豊丸にオーダーしてみようとお思いの奇特な方いらっしゃったら、ぜひ、大量のお時間をお与えくださいませ。
技術力の低さとズボラな性格は治りませんが、一つ一つ、真心込めて作ることだけはいつも心掛けております。

では、また明日。アディオス。

参考URL

Twitter
原型師:MUSHIBUCHIさん( https://twitter.com/mushibuchi )
フィニッシャー:Arsenal D.iさん( https://twitter.com/takatinp )

メフィラス星人を塗装したスーパー仕上げのブログ
Arsenal D.iさんのページはコチラ
https://ameblo.jp/takatinp/entry-12554052849.html

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