【薪ストーブ 管理】オンボロ薪ストーブを1,000円以下で新品同様に!

薪ストーブを新品同様に。 薪ストーブ

ガラスが割れた

薪ストーブのガラスが割れたのです。
思えば、2009年の12月に買って以来、寒い阿蘇には必須の薪ストーブ。我が家の中心にいつも薪ストーブがありました。
南阿蘇村は夏でも夜は18℃になるぐらい寒冷地といえる土地柄です。冬には雪が降っちゃうっつー、とても九州とは思えないッスね。
まぁ、情緒があると感じているので、たまにふる雪はそれなりにいいもんです。はい。

お掃除動画はコチラ

早いときは10月の初旬には薪ストーブに火を入れることも。冬はもちろん、開けてゴールデンウィークぐらいまで使うこともあります。
夏は薪ストーブと無関係と思ったら大間違いで、薪ストーブが休んでいるこのとき、薪ストーブのメンテナンスや薪の調達などなど。一年中、薪ストーブと付き合ってますな。
そんな愛着のある薪ストーブ。ついに前面のガラスが割れてしまいました。

10年頑張った耐熱ガラスなのですが、こんなもんは接着のしようがないので耐熱ガラスを買って自分で作るか、メーカーに保守パーツをお願いするしかないじゃないですか。
ガラスは窓を作るときに切ったことはあるのですが、この耐熱ガラスは曲面があるので自分で切るのはちょっと不安。

ガラス切りに使う道具。ダイアモンドカッターと言います。今はこれより高性能!でありながらも価格が安いw

以前やった窓の工作時も何枚か割ってしまったし、耐熱ガラスは高価なので怖いじゃないっすか。調べたら、薪ストーブのガラス面に合わせたサイズを注文すると8,000円でした。
8,000円もするなら、保守パーツを注文したらいくらになるのだろうと思い、ホンマ製作所に電話をしてみたら、なんと1万円前後で買えるとのこと。失敗のリスクを考えたら、保守パーツを買った方がいいに決まってます。即座に注文しました。

ガラス磨きは拭き掃除のみで

ガラスが割れた原因というのがちょっと変わってて、自然に割れたのではなく、「外れて」割れたのです。金属の留め具で耐熱ガラスを押さえているのですが、この金具がボロボロになっており、留め具が消滅してガラスが外れたわけですね。
うーん、ここもチェックしておくべきなのか、と痛感しました。
ホンマに電話をすると、10年もガラスを割らずに使い続けるのは珍しいとのこと。早い人だと一年〜二年で割っちゃうそうです。理由は、研磨剤入のクレンザーでガラス面を掃除しちゃうからだそうです。ガラス面を綺麗にしたいがあまり、ガンコにこびりついたスス汚れを落とすのにクレンザーを使っちゃうのでしょうけど、それが仇となって、細かい傷がガラス面に入り、冷えた薪ストーブを高温にしたときにピキッと割れちゃう、とのこと。
そう言えば、私は拭き掃除しかしてなかったですね。というか、ガラス面の掃除なんて最初のうちだけで、ここ数年、ガラス面の掃除なんかしたことなかったですw

ついでにお掃除を

せっかくなんで、薪ストーブのお掃除をすることにしました。
ただ掃除するだけじゃなくて、耐熱塗料を吹き付けて新品同様に蘇らせよう、ともくろんでます。
薪ストーブの拭き掃除は、水は厳禁です。水を使うと即座にサビてくるので、決して水は使ってはいけません。では何を使うかというと、オリーブオイルがいいようです。ネットで検索したらオリーブオイルを使ってる、という人が多かったのでそのまま信じてオリーブオイルを使ってます。
10年間、不都合は一度もないのでオリーブオイルでいいんでしょう、と思ってます。
その他、ホウキとちりとりなんかも必要ですね。
あ、そうそう。ストーブが冷えてるときに掃除してくださいね。火が入ったあとだとホウキの先が燃えてしまうのでw
掃除の段取りは、灰をかきだして周囲を履いてオリーブオイルで薪ストーブ本体を磨いて終わり。
10分程度かな。それほど時間はかかりません。
注意があるとすれば灰の扱いで、荒く扱うと巻き上がって信じられないような遠くや隣の部屋まで灰が飛んでったりするんで注意しないとイカンですな。

掃き掃除、オリーブオイルでの磨き終了

塗装しましょう

さて、一通り綺麗にできたところで塗装に入ります。
耐火スプレーはモノタロウで500円で売ってました。動画では1,500円ぐらいと言ってしまっていますが、誤りです。すんません。(訂正のテロップは入れてあります)
この缶スプレー一本で薪ストーブを2回は塗れますね。
この他、必要なものはテープ付養生シートのマスカーとマスキングテープ、あとは新聞紙も必要かな。テープ付養生シートの名前が分からなくて苦労したので、最後にリンクを張っておきますね。
さて。塗装の前に養生をしないとなりません。スプレーって、案外あちこちに回り込むので安心して塗装するには、やっぱ養生が必要ですね。結構、がっちりやってます。ハンドルの部分は真鍮なんで、ここもしっかり養生してます。

養生は、結構神経質にやったほうがいいかもです。
塗料がはみ出るとあとが大変ですから、ここでしっかりやっておけば安心してスプレーできますから。
養生が終わったら、あとはお楽しみのスプレーッス。
いやー、プラモデルと違ってモノがデカイので楽でしたw
ざっざっと吹いちゃって言い訳ですから楽しいのなんのって。一応、右、左、上、下とあらゆる方向から死角を潰す感じで塗装しました。やり方が分からない方はムービーの方をご覧くださいませ。早回しになってますが、雰囲気は伝わるかと。

塗装が終わると、ご覧のようにテッカテカでございますが、乾燥するとしっとり落ち着いたつや消しブラックになります。
モノタロウのスプレーの説明をみると30分〜1時間で乾燥するとかいてありますが、本当にその通りになります。乾燥、早くて助かります。

ガラスが入らないと火が入れられないので、次回は、ガラス面を取り付ける作業をお送りしたいと思います。これはこれであんがいコツが必要だったりするんですね。ネジが外れないのですよ。ネジが。
ネジ山を潰すと大変なことになるので、参考になれば幸いです。

最後に、今回の掃除に使ったものや我が家の薪ストーブなぞをご紹介してこれにて終了したいと思います。
それでは、アディオス!

購入はコチラ(一般的なものははぶきます)

耐熱スプレー:500円ぐらい
テープ付養生シート(マスカーと言います):300円〜

私が使っている薪ストーブ
ホンマ製作所・MS-310TX(7万ぐらいで買いました)
今、調べたら同社で8万7,800円で売ってましたが、もっと安いところはあると思いますよー。

ホンマ製作所・MS-310TX (ホンマ製作所より)

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